はじめての「本つくり」
製本方法も、本のパーツの名前もわからなくて、見積もりも難しそう・・・
難しくないよ、だいじょうぶ!
オリジナルのハードカバーの本は、一生モノ。
個人でも書店で販売することだってできるよ。
順番に解説するね!
デジタルにはない「紙の本」の魅力。
手でページをめくるワクワク感や、紙の手触り、装丁などは、紙の本ならではの魅力です。
視覚、触覚、嗅覚、聴覚などを刺激して、無意識のうちに記憶に残るのも紙の本だから。
デジタルで忘れてしまいがちな、大切な本や思い出を、「紙の本」で残してみませんか。
本の基本的な構成
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1
はじめに
その本を制作または執筆した思い・意図・主旨などを、簡単に説明します。
「はじめに」があると、読者がグッと本の内容に入りやすくなります。 -
2
目次
本を読みやすくするために最も重要な項目です。
通常、章や節のタイトルやページ番号(ノンブル)が記されていて、どの内容でそれがどこのページにあるかが分かります。
制作者にとっても、読者にとっても、方向性を見失わない読みやすい本にするために必要な項目です。目次を決めるということは、同時に本全体の構成を決めることになります。
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3
本文
その本のメインとなる部分です。
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4
扉
本の最初のページのことです。
主に、タイトルと著者名が書かれており、どの本にも必ずと言って良いほど存在します。
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5
章扉
章が変わるページに差し込むものです。
主にその章の見出しだけを記載し、本文のページとの差をつけます。主に、タイトルと著者名が書かれており、どの本にも必ずと言って良いほど存在します。
例えば章が5つある本の場合の章扉は5枚です。 -
6
奥付
奥付は、本のプロフィールのようなもの。
本の最終ページに配置することが多く、書名や初版発行日、著者名や発行人名(出版社の社長または著者)などを記載します。
複製禁止の注意書きや、乱丁などがあった場合の問い合わせ方法などを書くことも多いです。
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7
おわりに
読者や制作協力者に向けたメッセージなどを記載する場所となります。
小さすぎても読みにくいし、大きすぎても本棚に入らないかも? サイズはどう決めればいいですか?
本の種類や目的によって選びましょう。
本のサイズを選ぶ上で大切な三つのポイントをご紹介します!
本の用途や本の種類に、サイズを合わせましょう
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小型本:文庫本・単行本など
軽く携帯性に優れていて、隙間時間を利用した読書に向いています。手のひらの大きさに馴染みやすく、文字中心の本にお勧めです。また、収納性が高いため限られたスペースに多くの本を収納できます。
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中型本:単行本・教育書・実用書・雑誌・週刊誌など
文字中心の本はもちろん、挿絵・図・表などを一定量掲載できるサイズです。またタイトルまわりや版面の装飾表現もほどこしやすいサイズとなります。小型ほどは携帯性が高くないので、読者の利用シーンをイメージして、持ち運び利用にも対応させたい場合には、紙厚を少し薄くし、仕上がった時の重量を思い浮かべましょう。
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大型本:実用書・図鑑・絵本・地図・写真集・美術集など
書籍、雑誌、記念誌など多目的で採用されているサイズです。文章が多くても読みやすく、写真・図・表・グラフも多く載せられるため、教科書や専門書にも多く利用されています。また、レイアウトの自由度がとても高く、情報の整理のしやすさや、利用者が書き込むにも良いのも大きな特長です。記念や記憶するための保存用途に最適ですが、サイズがやや大きいため、持ち運びには不向きで紙の厚さにより重くなりがちです。
本サイズによる効果や利便性に気を付けましょう
本のサイズは材料・印刷・製本の費用に大きくかかわり、本の制作価格または販売価格にも影響します。また、レイアウトやデザインの自由度にも関連性が高く、サイズによって個性豊かな本の制作も可能です。本のサイズは制作者にとっても読者にとっても、コストやデザイン面で重要な要素になります。
基本判サイズを知りましょう
日本では、JISによって標準化されたサイズが一般的に利用されていて、主な判型にA判、B判、四六判があります。 A判は国際基準のサイズで、A4サイズがコピー用紙などで親しまれています。 B判は日本産業規格に基づく原紙サイズで、B6やB5サイズが多く利用されています。 四六判は日本産業規格外ですが、日本独自の規格として用途によって利用されています。
本のデータを作るのは初めてで、どういったところに気を付けて作ればいいのかな?おすすめの作成方法があれば教えてほしいんだけれど…
本文作成はWordでカンタン!
難しいソフトや、スキルはいりません!
作り方を知りたい
どんなジャンルの本でも、ページ紙面の基礎となるページ設計が大切!
ページ設計のことを『版面設計』といいます。
版面
余白を除いた本文や図版が印刷される範囲のこと
版面の大きさや配置方法は、本の性質や用途、デザイン上の意図によって異なります。
ここでは、基本的な版面の設計方法について説明しますね!
基本設計①
版面と余白(マージン)について
次に、文字の大きさや文字送りなど、版面の内側について説明するね!
基本設計②
文字の大きさ・字詰め・行間の基本ルール
作り方を知りたい
表紙はさすがにプロに頼むしかないかな?キレイでオリジナルの表紙に憧れるんだけど・・・
特別なソフトがなくても作れますよ!
上製本の表紙は、オモテ表紙・背表紙・ウラ表紙がひとつにつながったサイズで作成します。表紙はボール紙(厚紙)を表紙用紙や布で包んで作成するため、折り込みと呼ばれる部分が必要になります。
作成するデータのサイズは、作成する本のサイズや、本の厚み(背表紙の幅)により変動します。
まずは作成するデータのサイズを計算していきます。
作り方を知りたい
紙の種類は、多そうに見えますが、以下の3タイプです。
①上質紙
②コート系(光沢系・マット系)
③特殊系(モンテシオンなど)
特に本文は何か鉛筆などで書きたいときは上質紙、耐久性が欲しい時はコート紙を選びます。
※コート紙はマジックなどでは書き込めますが鉛筆では書き込めません(書き込みづらいです)
また、紙の厚さも、用途によって異なります。
つくりたい本・目的に合った紙を選びましょう!
値段は気になるポイントですよね!
こちらは、32ページの本を作った時の一般的な費用例になります。
32ページの本を作るときのお値段参考表
ちょこっと ハードカバー |
A社 | B社 | |||||
製本方法 | 主なジャンル | 1冊 | 10冊 | 1冊 | 10冊 | 1冊 | 10冊 |
ハードカバー(本文モノクロ) | 自分史 小説 他 |
〇 ¥11,068 |
〇 ¥31,482 |
△ ¥12,371 |
△ ¥54,172 |
ーー 取扱いなし |
△ ¥379,117 |
ハードカバー フルフラット(フルカラー) |
アルバム 絵本 他 |
〇 ¥13,466 |
〇 ¥55,462 |
△ ¥15,290 |
△ ¥67,419 |
ーー 取扱いなし |
△ ¥471,825 |
ソフトカバー フルフラット(フルカラー) |
〇 ¥10,000 |
〇 ¥40,000 |
ーー 取扱いなし |
ーー 取扱いなし |
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フランス製本(フルカラー) | 同人誌 報告書 他 |
〇 ¥8,000 |
〇 ¥20,000 |
ーー 取扱いなし |
ーー 取扱いなし |
ちょこっとハードカバーなら、
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1冊から注文可能!
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コスパNO1!
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豊富なラインナップ!
見積もりは無料ですので、一度試してみてくださいね!
他社と比較して「ちょこっとハードカバー」で作るのが断然安いとわかった花子さん。
では実際に花子さんがお見積りを取るにはどうしたらいいでしょう?
「ちょこっとハードカバー」のお見積り方法は全部で3通りあります。
下へ行くほど正確なお見積りになりますので、お客様のお好みに合わせたお見積り方法をお選びください。
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作りたい本の仕様がまだ決まっていない場合
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作りたい本の仕様が決まっている場合
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クーポン利用時の金額が知りたい場合
仕様がまだ決まっていない場合
旅行に行ったときの写真と自分で書いたイラストをまとめて一つの本を作りたいと思っているんだけど、いくらくらいになるのかな?
細かい仕様は決まっていないけどお見積りを出すことはできますか?
細かい仕様が決まっていない場合は、
「ぱぱっと!お見積り」がおすすめ。
ページ数と冊数、サイズ(判型)のみでおすすめのプランをご案内いたします。
作りたい本の仕様がはっきりと決まっていない検討段階にぴったりです。
ぱぱっと!お見積り
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(1)
まずは「ぱぱっと!お見積り」のページにアクセスします。
ぱぱっと!お見積り はこちらから https://shop.bookclick.jp/hardcover-estimate/
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(2)
フォームへの入力をします。
以下は必須項目になりますので、必ず入力してください。
- お名前
- メールアドレス
- 電話番号
- サイズ(判型)
- 部数
- ページ数
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(3)
決まっている仕様やご質問等がございましたら「その他、決まっている仕様やご質問」にご入力ください 。
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はなこさんのように細かい仕様が決まっていない場合
作成したい本のジャンルやご希望などをお書き添えいただけましたらお客様にピッタリのお見積りをご案内いたします。
例)写真やイラストがメインの旅行記 カラー印刷・厚めの用紙希望
また、作りたい本のイメージの写真を添付していただければ、似た仕様でのお見積りをご用意することもできますよ。
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(4)
「当社の個人情報保護方針に同意する」にチェックをご入力の上、送信し てください。
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(5)
翌営業日中にお見積りをお送りします。
さっそく「ぱぱっと!お見積り」のフォームから入力してみます!
仕様が決まっている場合
作りたい本の仕様が決まり、正確なお見積りが必要な場合は商品をカートに入れていただくと、より正確なお見積りを算出できます。
仕様と冊数を入力しお見積り
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(1)
カート画面で、品名を入力し、「お見積書の発行」をクリックします。
※お見積もりだけでもご利用いただけます!ご注文方法はこちらから https://shop.bookclick.jp/club/userguide/order_flow/
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(2)
宛名・依頼者氏名・お見積書のご案内先のメールアドレスを入力します。
宛名はお客様にご入力いただいたものがそのままお見積書に表示されます。
「様」「御中」などの敬称が必要な場合は忘れずにご入力ください。 -
(3)
ご入力いただいたメールアドレス宛に「【ショップぶっくりっく】お見積書 発行のお知らせ」というメールが送信されます。
お見積書が添付されておりますので、ダウンロードをお願いいたします。
メール内の「ご注文手続きに進む」をクリックすると、そのままご注文をすることができます。
クーポン利用時の金額が知りたい場合
商品の配送先、お支払い方法、クーポンコードをご入力すると、クーポン割引や、送料、代引き手数料を反映させたお見積りを算出できます。
料金確認画面でお見積り
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(1)
カート画面で、品名を入力し「購入手続きへ進む」をクリックします。
※お見積りだけにご利用いただけます!
※会員登録が必要です。ご注文方法はこちらから https://shop.bookclick.jp/club/userguide/order_flow/
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(2)
お届け先を入力します。
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(3)
支払い方法を選択します。
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(4)
クーポンコードを入力、もしくは登録済みのクーポンから使用したいクー ポンを選択します。
クーポンはマイページ内の「クーポン」のページから事前に登録ができます。
事前に登録をしておけば、使い忘れを防げるのでとっても便利です。
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(5)
「お見積書の発行」をクリックし、宛名・依頼者氏名・お見積書のご案内先のメールアドレスを入力します。
宛名はお客様にご入力いただいたものがそのままお見積書に表示されます。
「様」「御中」などの敬称が必要な場合は忘れずにご入力ください。 -
(6)
ご入力いただいたメールアドレス宛に「【ショップぶっくりっく】お見積書発行のお知らせ」というメールが送信されます。
お見積書が添付されておりますので、ダウンロードをお願いいたします。
メール内の「ご注文手続きに進む」をクリックすると、そのままご注文をすることができます。
ここでのお見積りはクーポン割引・送料・代引き手数料が反映されたものになります。
これまで本のタイプやデータの作り方のお話を聞いて、自分の作りたい本のイメージが少しづつ湧いてきました!
これからデータを作ってみたいと思います。
データが完成したら、注文をしてみたいのですがどうしたらいいでしょうか?
ありがとうございます!
ご注文操作の最後にデータを入稿するので、データを作り終えた後のご注文をおすすめしています。
詳しくはご利用ガイドのご注文方法にのっていますが、簡単な流れをご説明しますね。
ご注文の流れ
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仕様の項目を選び終えた後、ページ下の料金表がはなこ様が選んだ仕様の料金に更新されるので、希望冊数の欄の料金をクリックすると商品がカートへ入ります。
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商品をカートに入れてからのSTEPは以下の様になります。
※STEP1と3でお見積りの発行が可能です。
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商品がカートに入ったら…
選んだ内容に間違いがないかご確認をお願いいたします。ここでは注文商品に名前を付けることができますので、はなこ様が分かり易い個別の名前をつけましょう。 後で私たちサポートスタッフとやり取りをする上で便利です。
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お届け先のご入力
出来上がった本のお届け先のご入力をお願いいたします。
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料金確認
お支払方法・出荷予定日・金額のご確認をお願いいたします。
※クーポンをご利用の場合はこちらでクーポンをお選びいただくか、クーポンコードをご入力ください。
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入稿手続き
データはあらかじめ作成いただき、ご準備をよろしくお願いいたします。
入稿方法は、ウェブ入稿(500MBまで)、外部ストレージ入稿、オンラインデザイン入稿の3つからお選びいただけます。
【クラブックデータ入稿】
https://shop.bookclick.jp/club/userguide/data-upload/
stepの一番下の「上記内容で注文する」をクリックすれば完了です!
自動返信メールをご確認いただき、サンプルPDFのご案内までお待ちください。 -
紙選びから出版まで、なんでもご相談ください!
本のサイズを選ぶ時は、用途・読みやすさ・持ち運びやすさ・費用を考慮して選びましょう。